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RiCK's dAys

日曜日, 9月 30, 2007

叱責

何度言っても赤ん坊が寝ているベッドの上で飛び跳ねる長男。今日はキレてけつをひっぱたいた。飛び跳ねる危険もそうだが、指示を無視されたことに腹が立ったという方が正確だ。
Rにとっては、Kが来てから急に叱られるようになったと思われることだろう。

ベッドでKのおむつを替えて着替えさせているIにまとわりつくR。Iが冗談で「赤ちゃんだー、赤ちゃんが二人いるみたーい。Omaカメラ持ってきて」と言うと、RもそれにのってKの隣に横たわってパンツをおろしてしまう。何をやってるんだと内心思いながら、Iが大き目のおむつを持って遊び続けているのをみている。ところが、Rはすっかり赤ちゃんになりきって仰向けのままベッドの上でおしっこをしてしまったのである。まったく悪びれてもいないし笑っているのでもない。躊躇もない。役のままにおしっこしたのだ。ベッドにおしっこされて、Iも俺も呆然となる。
親が至らないことに、Rに赤ん坊の役を振っておきながら、体を張った彼の演技に対して父親は、白眼視と叱責をもって報いたのである。

夜10時から12時にかけて、Kがぐずる時間帯だ。両親ともKにかかりきりになる。そして一日の終わりに、ようやく泣き止んで寝てくれたKのベッドサイドで呆然と一日を振り返りながら、今日もまたRとの会話は叱責で終わってしまったという苦い思いをかみしめることになる。寝顔のRの髪を撫でて心中で詫びる夜も度々だ。Rに優しくしてやりたい。

義妹T来宅。義弟の妹I来宅。Tはバルセロナ土産を持参。義母は義妹を迎えるために十八番のオックステール・スープを作る。
Rはさすがに傷ついたのだろう、今夜の添い寝を義父にした。

Posted by :imelda :: 8:34 午前 :: 0 Comments:

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火曜日, 9月 25, 2007

長男

R:ママはKくんのことしかかんがえてないんですか?

義父がRのことをかわいがってくださる。Iは赤ん坊のKの世話にかかりきりで、まとわりついてくるRが正直邪魔になるのであろう。Kが寝ているベッドのうえで飛び跳ねたり風船をトスしたりされるとどうしてもどなってしまう。

義父のおかげでRも愛される自分を確保している。父親である俺はどうかといえば、Iにばかり負担をかけるのが申し訳なくて赤ん坊のケアにまわりがちだ。Rは俺に構って欲しくて、結果、寝ている赤ん坊を起こすことになったり、泣いている赤ん坊のもとに俺をたどり着かせなかったりして、叱責を食らう羽目になるのである。

長男に悪いと思いながら、今日も赤ん坊に吸い取られていく。

俺:きょうはほんとにOPAと寝るの?
R:うん、そう。
俺:いいね~、OPAにかわいがってもらってさ。パパのところにも来てくれよな。
R:うん、あしたね。(しかし結局両親が添い寝(笑))

Kの目線がこころなしかものを捉え始めているように見える。少なくとも哺乳瓶を察知してそちらをみるし、母親の声もわかってきたようだ。相変わらず鼻が詰まっている。顔を真っ赤にして泣いている。鼻のとおりをよくしてやりたい。

ミルクを100ml飲む。夜は2時間置き。昨日からIの書斎のソファベッドに義母、床のマットレスで義父が寝起き。一昨日までソファベッドにいたIとKはRと3人で川の字で寝る。俺は床の上。Iの寝不足をどうにかしてやりたい。

Posted by :imelda :: 11:27 午後 :: 0 Comments:

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月曜日, 9月 24, 2007

来日

ジャカルタの義父母来日。オデッセイをレンタルして成田に出迎え。
朝8時。俺の肩の上でRはそわそわして「Opa早くでてこーい!」と到着口に向かって叫んでいる。
OPAとOMAがたくさんの荷物を押して出てくるとRはOPAに駆け寄って抱きつく。みんなうれしそうである。Kを初めてみるOMAは「うーん、誰に似てるのかしら」と思案げに眠っているKを見入る。

義妹のNからおまけつきNESCAFEセットをいただく。あとは食材関係。昼食にさっそくRendangとAyamをいただく。
俺が昼寝してる間にOPAとRは近所の熱帯魚屋に散歩。

夜はみんなで回転寿司。義父母は炙り中トロとハマチがお気に召したよう。お義母さんのおごりでおいしくいただいた。

Rが生まれたとき以来の共同生活。ゆっくり親孝行したい。

Posted by :imelda :: 11:00 午後 :: 0 Comments:

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土曜日, 9月 15, 2007

基本

9月15日(土)
Rの叫び声で起床。ずっと俺を起こしたがっていて、しかし俺が起きないため叫んだようだ。不快な寝覚めで憮然として午前を過ごす。Rはディズニーチャンネルをずっと見ている。というか俺が構ってやれなかった。
Kはすでに4kgを超す成長ぶり。二重あごでまん丸な顔をしている。鼻づまりがずっと続いていて苦しそうなので、Iが近所の小児科に車で行って洟を除去してもらってくる。
医師はRのことも憶えてくれているらしい。しかし幸い小児科医にはご無沙汰のRだ。

水槽の濾過槽のキスゴムが効かなくなっているので近所の熱帯魚屋にRと散歩がてら行く。道中「ハリセンモンってなに?」とRが問う。ハリセンボンの説明をしながら行ったがその熱帯魚屋にハリセンボンが飼われていてこれ幸いと教えてやる。水槽の中を指差して「イソギンチャクきれいだね」という。生物が好きな子で嬉しい。
R持参のサッカーボールを使って近所の路地でパスをする。Rは俺が蹴ったボールを止めずにスルーして追いかける。自分の前で止めるように指示するとそのようにやって俺に蹴り返す。思ったよりずっとうまい。

俺:R、サッカーうまいじゃん。
R:基本だけね。

俺:ごめんR、また右に行っちゃったよ。Rの方がうまいな。
R:そんなことないよ。

いっぱしな口をきく。アスファルトの上で転んで膝を擦りむいてしまったので肩車して帰り、インドネシアの薬用油を塗って絆創膏をする。

夜は華屋与平衛。Kを二度目の外食に連れ出す。一度目は退院当日のインドネシア料理、二度目は和食である。幸い熟睡して静かにしていてくれた。Rはお子様メニュー。カレイの唐揚げのパリパリが気に入ったようだ。

Kは約2時間おきにミルクを所望する。ミルトン液からnukの哺乳瓶を出し、アクアクララからお湯と水を注いで適温をつくり、アイクレオの粉ミルクを溶かして飲ませる。紙おむつにうんちをしているのをウェットティッシュで拭きとってやっておむつ交換。こんなツールがなかった昔はどうやって赤ん坊を育てていたのだろう。
ぐずり始めたので立て抱っこしてゲップさせてやると、消化器系が空洞化したためか再びミルクをご所望だ。今日は俺がKの番をしている間に、IがRの歯を磨いてやってベッドで読み聞かせ。

Rが体力を持て余しているのがわかる。Rをもっと連れ出したい。

Posted by :imelda :: 11:02 午後 :: 0 Comments:

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水曜日, 9月 05, 2007

なんでウンチが出るの?

今朝、陸に聞かれた。
「お腹の中に胃がありますよ。胃が食べ物の中にあるビタミンや栄養を取る。残ったカズ、すなわちごみですね、腸を通って一番先にはおしりの穴だよ。だからウンチはおしりから出る。」
「わかった」「じゃー、陸は人間の脳みそをかく。紙頂戴!」

Posted by :imelda :: 9:03 午前 :: 0 Comments:

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日曜日, 9月 02, 2007

散歩

日曜恒例の散歩。IはKの子守。俺はRと散歩。
日曜日はゲキレンジャーと仮面ライダー電王の日で、むりやり連れ出さないといつまでもHDDから連続再生してしまい、不健康この上ないのである。体が腐りそうになるのでいつも散歩させることにしている。

昨日はコナラ林の公園に行った。ボーイスカウトのお兄さんたちがテント張りをしてるのを眺める。Rはブランコしたりぐるぐる回る遊具によじ登ったりして遊ぶ。甘すぎる父親は帰路肩車。

今日はリス公園に行った。まずバス停脇のケヤキ林の公園でツクツクホーシを捕獲。
サークルKでワーゲンバンのミニカー狙いの買い物をして、いつものように、コンビニ駐車場の花壇に腰掛けて飲料を飲む。
途中にある養護学校の校庭で、近所の健常児たちのサッカーの試合が見られた。Rも興味津々で座って観戦。緑チームがんばれーと大声を出す。

リス公園にはRと同世代の男の子と女の子がカタツムリを見つけて騒いでいるのに出くわす。Rも見せてもらい、触らせてもらう。この子は見知らぬ子にもすっと寄っていってしまう。俺やIではこうは行かない。不思議な気分で眺める。そのうち遊びは、水飲み場で水を垂直に放つ遊び。3人でずぶぬれになって遊ぶ。彼らは最後はカタツムリのうんちを見、3時に解散。Rはカタツムリをもらって帰る。23区も外れになると自然が結構あるものだ。
帰路、地面に落ちてかろうじて生きているセミが蟻にたかられているのをRが見つける。

近所の石神井公園の三宝寺池で酔漢が子どもを池に突き落とす事件があった。実はきょう晴れたら行こうと思っていたので、いたく驚いた。こういうことは本当にやめてもらいたいものである。

Rは「パパ、いっしょになにかつくろ!大きいのつくろ。Rちゃん、まだパパとつくったことないんだもん」と拗ねて言う。しかし俺は狭い部屋がすでに散らかり放題なのにうんざりしていて、作るのはやぶさかではないがその前にいったんリセットしたくて仕方ないのである。結局Rのご希望には添えなかった。

今月下旬にジャカルタの両親が来ることもあって、Iは部屋の片付け。いっしょに机を動かしたり。本も少し減らさなきゃ。 

金曜から「アクア・クララ」導入。12ℓのボトルをセットするとお湯と水のディスペンサーになる器材をレンタルする。ジャカルタにいるようだ。赤ん坊がいるとミルクを溶かすのにお湯がこまめに必要なので大助かりしている。

Posted by :imelda :: 7:02 午前 :: 0 Comments:

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土曜日, 9月 01, 2007

産科

8月29日に奈良県で、救急搬送された妊婦が隣県を含む9病院で受入を断られて救急車の中で死産、というニュースがあった。

この妊婦にかかりつけの医師がいなかった、ということからいろんな推定はできるけれども、それはそれである。
ほかのことと同様に、この事故だっていくつもの複合的な要素があるわけで、それぞれが好きな部分に注目すれば好きなだけ問題点が出てくるはずである。

今回ぼくが思ったのは我が家の幸運だ。
2ヶ月も早く破水してしまったIだって、場所とタイミングが違えば同じ憂き目に遭っていたかもしれない。Iを荻窪の病院に連れて行ったとき、エレベータホールで1時間待たされたが、それはIの主治医が受け入れ先の病院を探してくれていたからに違いなく、主治医が救急車に同乗してくださったからこそ、次の病院の担当医からすぐさま方針の説明を受けることができたわけだ。
Iが転送された母子医療センターの産科では救急用のベッドが5床あって、24時間態勢で産科医がついていてくれた。
振り返ってみれば、このリエゾンは完璧だった。この幸運はこれまでのいくつもの不幸を教訓にしたシステム整備に負っているにちがいないわけで、行政や医療スタッフのご尽力に心の底から感謝したい。そして、東京に住んでいるということにも。

去年だったか産科医が一人しかいない尾鷲市の病院で、その医師が激務と責任に耐えかねて年5千万の報酬も蹴って辞職してしまったことが話題になったけれども、そんな環境で妊婦を抱える市民は誠に気の毒だ。よく一人で一年もできたものである。医師たちはいったいどこにいったのだろう。

高校の同級生が診療科を小児科にすると言ったので「これから少子化なのになんで?」と訊いたら「少子化だからだよ」と答えた。医師としての責任とはこういうことなのだと感心した。少ないからこそ一人だって失えないわけなのだ。産科医も増えて欲しいものである

Posted by :imelda :: 7:06 午前 :: 0 Comments:

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文字

夜ベッドの中で、この冬のいただきものの中にあった「5・6歳年長児向け『学習幼稚園』」を読んでいた。ムシキングやピカチューのキャラクターを使ったクイズをRと並んで寝そべりながら解いて遊んでた。
枠の中に字を入れるページで、Rが突然号泣。
俺:どうした?
R:字が書けないの!。(号泣)
俺:R、書ける字いっぱいあるじゃん。
R:ぜんぶ書きたいの!(泣きじゃくりながら)
俺:すぐに書けるわけないだろう!
R:すぐに書きたいの!(叫ぶ)

R:書く!
I:どうしたのSayang?
俺:書くもの持ってきて。
(編集中)

今日はママといっしょに寝るね。
明日はママは結婚するときの服、パパは会社服。Rはスーパーヒーローの服で、あかちゃんはクマの服ね。

Posted by :imelda :: 7:03 午前 :: 0 Comments:

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