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RiCK's dAys

月曜日, 7月 30, 2007

7月30日

Kを見舞いに行った。受付でKと俺の名前を書き、インターフォンを押して自動ドアを開けてもらい、手を念入りに洗ってICUに入る。

Kは俺の声がわかっているみたいで、呼びかけると反応してくれる。アルコールで消毒して、保育器の窓を開けて体に触れる。額に皺をつくって手足をつっぱったりむずがったりする様子はRそっくりだ。

気になっていた腎臓のことを看護師さんに訊くと、初日に説明をしてくれたH医師が来てくれた。「7月24日の写真を見ましたが大きくはなっていないようですね。小水が貯まっていた関係かもしれません。」とのこと。安心した。

看護師さんはKを名前で呼びかけてくれる。仰向けにして顔が見えるようにしてくれた。大きな目をしている。目元がパパに似ている、と言う。優しい顔をしている。しかしかなり保育器の中で動いている。こんなに動く子はいないとか。ADHDを心配してしまう。這えば立て、とかいうあれだ。親というのも勝手なもので要求に際限がない。

Kがぐずりながら体をひねってうつぶせになろうとする。しかし頭の方が肩幅より大分でかいし筋肉もついていないので自分で向きを変えられない。看護師さんがうつぶせにすると、おむつにうんちをしていた。うんちといってもおむつに米粒以下の緑色っぽい汚れが黄色っぽい液体とともに付着している程度のこと。ささいな量だ。しかしそのうんちがいやでむずがっている。きれい好きな赤ん坊のようだ。おむつをはずすと、腿にまだ肉がついていない。がんばってミルクをたくさん飲んでくれ。

今日の看護師さん曰く「担当のS(看護師)が主治医と相談していますが、早ければ今週末には保育器から出られるかもしれません。口からミルクを飲んでもらえると思います。だっこしてあげられますね。楽しみですね」と。楽しみです、とっても。ありがとうございます。

口につっこまれたチューブ。保育器の上に授乳器があり、そこに注射器のようなシリンダーをはめて、保育器の上の穴からゴム栓を外して器内に管を通す。常に口に挿してあるチューブとジョイントさせて解凍した母乳を与える。一回に32ml飲んでくれるようになった。いまや1878g。順調な成育ぶりに安堵。
チューブが首にからまないように頬にシールで固定している。このガーゼ様のシールがハート型なのだ。このハートのおかげで気分が救われる。

面会が終わる8時までねばって帰宅。
産後初めての酒として赤ワインを買い、Iのもとへ帰る。
今日のIは区役所へ出生届け(このご時世、しゅっせいと読みたくなる)児童保険の手続き。2000g以下の赤ん坊の医療費は無料だとか。ありがたいことである。Iは区役所を右往左往したとのことで、おつかれさま。

(しかめっつらで無言で俺を見上げるR)
俺:R、どうした?ん?
R:Kくんのお誕生日にプレゼントをあげるけどRちゃんのお誕生日にはプレゼントあげなくなっちゃうんじゃないかと思ってこんな顔をしてるの。

Rがさびしい思いをしないようにしてやりたい。(パパ筆)

Posted by :imelda :: 8:49 午前 :: 0 Comments:

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土曜日, 7月 28, 2007

命名

櫂(かい)

海の日に生まれた次男。父も母もその誕生に力をかしてやれなかった次男。自分の力で人生を漕ぎ出すことを選んだ子ども。力強く人生を渡って行って欲しい。そんな感じ。えへ。

仙台の義妹が提案してくれた名前。読んだ瞬間「ああ、なんていい名前だろう」と思った名前。生まれた日にちなんでストーリーが描ける名前。長男の名前と並べて座りのよい名前。ぼくら夫婦にとっては最高の命名だ。
生まれて2週間。ようやく名前で呼びかけることが出来ることを感謝する。

Posted by :imelda :: 8:56 午前 :: 0 Comments:

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金曜日, 7月 27, 2007

お見舞いに

 
行きましたが、次男坊が寝ていた。気持ちよく、ぐっすり寝ていた。おかげで仰向きの写真撮れましたが、目が開いている写真がなかった。やっぱり陸に似ている。

Posted by :imelda :: 7:30 午後 :: 0 Comments:

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水曜日, 7月 25, 2007

カンガルーケアー

という病院のシステムがあります。保育器から最長30分外に出して、お母さんかお父さんの胸で昼寝すること。赤ちゃんの呼吸やお母さんの母乳や絆をよくするための目的です。

今日は、11時から陸をひまわりに預け、その足で、銀行にさまざまな用事を済ませて、高田馬場駅へ。TMWUに行くバスに乗ろうと思ったが、10分たってもこないから、タクシーで。冷凍した母乳が解凍し始めることを心配だし、又自分のことも病院にたどり着くまで力が持たないことも不安。着いたら、1時15分ちょうど1時半からミルクタイム。今は29cc飲んでくれる。それは8回。一日240ccぐらい。あ~母乳は追いつかないかも。デデいっぱい飲むようになったね。しかも、今日は仰向きだった。すごく姿勢だ。のんびりして、手を頭の上。ママが寝ているときみたい(トホホ)。とても穏やかな顔で安心しました。たまに微笑んだりしてくれた。看護婦さんにとって、こんな仰向きで落ち着いている子はなかなかいないよ。しかもよく動くこと!ミルクホース(直接胃に入れるためのホース)を取ろうとしている。検温もなかなか難しかった。今日は36.6だった。でも普通の赤ちゃんは37ぐらいだって。

そして、2時10分ぐらいからカンガルーケアー。看護婦さんはデデを私の胸において、抱っこするような形になった。デデはぐっすり。ZzZzzzzZZZZzzz。鏡貸してくれたので、デデの顔を見ながら、こっちも眠くなってきた。でも、陸を3時に迎えに行かないといけないので、2時半にデデを保育器に戻した。また金曜日やろうね、サヤン。

退院会計もやらないといけないので、ひまわりに電話して、1時間半延長してもらった。そして、退院窓口に行って、入院料を払った。ついでに、デデの医療費は今日までいくらぐらいかをたずねた。そこで、いろいろ教えてもらって、区役所・保健所の申請で2000グラム以下の赤ちゃんに医療費はただになる。でも、すべて、出生証明書を出してからの話だ!まあ、デデはいつ退院できるかまだわからない。今日は1730グラムだった。2300グラムまでまだ長いなぁ。

今日は疲れた!バテバテだ。でもデデに会えてよかった。

Posted by :imelda :: 7:01 午後 :: 0 Comments:

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次男坊よ

ごめんね。
ママはまだお見舞いにいけない
あなたは一人でがんばれると信じています。

あなたは本当に偉いよ。
自分の力でこの世に生まれたもの。
パパもOPEルームの外にもいなかった。
ママは麻酔で何もできなかった。
あなたのことを立派な医者たちに任せた。

でもね、麻酔中ママはあなたの泣き声が聞こえたよ。
ママの周りに何人かの医者の存在も感じた。
まるでチャットルームにいるみたい。
すべて聞こえたが、返事できなかった。
「指を動け」と脳に命令したが動けなかった。
かなしばりだった。
息もできなかった。パニックしはじめたが、
海上保安庁の研修の番組に「2分半息を止められる」ことを思い出した。
ママはあなたに会いたい。その気持ちは神様に伝わるだろうと信じていた。
息を吸っても酸素がなかったようだった。
一分間かもしれない、たったの20秒かもしれない。
つらかった。長かった。

そして、保育器にいるあなたを見て、
本当に一人でがんばっているね。
今ママはできることはただ母乳をあげることだけだ。
ごめんね。

あなたの名前だってまだ決まない。本当にごめんなさい。
まるであなたはsecond best
あなたのことを名前で呼べなくて、ママもつらいけど仕方ありません。
インドネシア語の「デデ(おとうと)」か「サヤン(恋しい)」で許してね。
でも、まだ名前がなくても、ママはあなたのことを愛している。
たとえ何があっても、あなたとあなたのお兄さん二人のために
ママはがんばる。
あなたたち二人は、ママの命だから。

Posted by :imelda :: 7:28 午前 :: 0 Comments:

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病室にて

こんなのを書きました。

妊婦さんへ

がんばって
あの小さな命は
あなたにしか頼れなくて
ほかいない
その命を救うか落とすか
あなたしだい

たとえ、どんなにがんばっても
あなたの力で
その小さな命が生まれなかったら
あなたのせいでもない
その子のせいでもない
神様のさだめだ

でも、その小さな命を
この世に生ませるのは
その偉大な役割は
あなたにしかない役割だ
まるで神様の右手ですよ。

そして、もしその小さな命が生まれたら
大事にしてくださいね
命がけで
その覚悟がなければ
生まないでほしい
「命」はオモチャじゃない!

Posted by :imelda :: 7:19 午前 :: 0 Comments:

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火曜日, 7月 24, 2007

Adek sayang


Posted by :imelda :: 10:20 午前 :: 0 Comments:

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月曜日, 7月 09, 2007

でた!

昨夜、もう12時なのに陸は眠れなかった。
「ママ、聞いて!」
「なに?」
「りょう君はね、いつも陸にいじめるのよ。陸に「馬鹿」とか「ごみなので、ゴミ箱に捨てちゃえ」といってましたよ。」
「hmmm。じゃ、りょう君と遊ばないで、近づけないで。」
「りょう君はね。陸にけったりたたいたりするのよ。」
「どこでやったの?。クラスの中?」
「そとで、きんこんかんこん鳴る前に。」
「たたかいごっこしているんじゃないの?」
「ちがうよ。りょう君きらい」
「だから、りょう君がきたら逃げなさい。ほかの友達と遊んで。」
「もう陸はあのクラスいやだ。違うクラスに行く」
「こんど、りょう君はまたいじめたら、先生に言ってね。ママは先生に聞くので」

本当にいじめられたかもちろんわからない。最近陸も空想の話もするし、うそもつくし、
7月の終わりに個人面談があって、最初は受けなくてもいいかなぁと思ったが。このときにいじめのことを聞けるから、受けることにしました。逆に陸はいじめ子じゃないか、心配しているけど。どうやら、パパのほうはこの話を(いじめ)きいて、真剣に考えちゃったらしい。私は、証拠がないかぎり、まだ信じないけど。たぶん、陸は「強い子だ」と思ったからね。

Posted by :imelda :: 10:39 午前 :: 0 Comments:

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水曜日, 7月 04, 2007

7月4日

午前:
バスが20分もこない。来たと思ったら3台お待ち合わせで登場だ。しかも1号車は満員で通過である。
駅に着いたら線路に障害物とかで電車が止まっている。やっと動き出したが、次の乗換え駅には途中でとまってしまう電車。朝から散々な待ち疲れだ。
帰宅:
駅の本屋で、Iの後輩に当たるインドネシア人女性作家の小説の訳書と、本学の客員教授の最新刊を購入。今春のカリキュラム改定のあおりでコマ数が減った客員教授の先生。その経緯を本の中で恨みを込めて暴露していた。残念だ、とっても。

夕飯はRAWON。Rも起きて待っていてくれた。レゴやお絵描き。かくれんぼして、友達が一人増えたという。一番大きな滑り台もできるようになった、と報告してくれた。

Iのおなかがおかしな形状をしている。「きっと赤ちゃんはR兄ちゃんの声が聞けてうれしいんだね」、と話しているとRもうれしそう。
Iの嘔吐がやまない。背中を押してあげる。来月は臨月だというのにつらそうだ。ハーフだから血があわないのだろうか。こんな苦労があるからかわいい子どもを授けてくれるのだろうか。な~んて、また親ばか(笑)。

by papa

Posted by :imelda :: 7:07 午後 :: 0 Comments:

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月曜日, 7月 02, 2007

Ultraman ending song


Posted by :imelda :: 2:37 午後 :: 0 Comments:

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たんさくで書いた願い


なぜか「わにになりたい」。
普段は「ゲキレンジャ」か「ウルトラマン」になりたいのに????

Posted by :imelda :: 11:18 午前 :: 0 Comments:

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日曜日, 7月 01, 2007

7月1日


Rも幼稚園で友人が出来たようである。
R:カタオカユウキくんがね、Rちゃんのおうちで遊びたいって。
俺:Rもおうちでいっしょにあそびたい?
R:うん。
同じマンションのカエデちゃんとかバリ人とハーフのアグスくんとか、バラ組でいっしょのナホヨシくんとか、お話の登場人物も増えてきた。担任のイケダマイコ先生とも打ち解けてきたようだ。
言葉遣いが乱暴になってきた。
R:うさぎ組の子はねえ、みんなオレって言うんだよ。
俺:よくないね。Rはなんて言うの?
R:Rちゃんはねぇ、ぼくって言うの。Rちゃんだけ。
俺:えらい。Rが正しい。

俺:R,車でおでかけだからおむつしよう。
R:パパおむつはかせて。
俺:自分でできるだろう
R:パパやって!
俺:おしっこいっぱいしたな。早く教えろよ。
R:赤ちゃんがおしっこしてもRちゃんふいてあげない。
俺:どうして?
R:くさいから!
俺:おにいちゃんなんだからふいてあげてくれよ。
R:Rちゃんパパのめがねにおしっこひっかけちゃうからねー!

Posted by :imelda :: 7:09 午後 :: 0 Comments:

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