RiCK's dAys
金曜日, 8月 17, 2007
山中湖
Rを夏の日差しの下で泳がせたいと思い、無理やり休みをとる。
ペルー沖の地震の影響で太平洋沿岸は津波の恐れ、とのことから急遽行先を湖に変更。
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Iが用意してくれたおにぎりだのを家で食べてしまってから、朝7時ごろ車で出発。下りの中央道はスイスイだ。
9時前山中湖着。すでに泳いでいる子どもらあり。コンビニのトイレで水着に着替えてRと水遊び開始。沖にでかいゴムボート2つが繋留されており、そこを目指す。遠浅で、Rの首くらいで背の立つ深さ。遊びにもってこいである。もちろん浮き輪は必携だ。Iにはまだ日差しがつらいようで、車の中からRを見守ってくれる。
先乗りは8歳の女の子Mちゃん。「一緒に来たのはお兄ちゃん。それからお父さんの友だちとお父さん。」と湖岸を指差して教えてくれる。「お父さんの友だち」はビキニ姿の女性である。8歳なりにいろいろ大変だ。
RはMちゃんの真似をして赤と青のボートを飛んで渡る。Mちゃんが投げるボールを追いかけて遊ぶ。ボートの周りをぐるぐるまわる。白鳥が水面を蹴って走っていく様を間近に見る。
体が冷えるからボートに上がってお日様にあたれ、と指示しても水遊びに夢中。3時間くらい。大いに湖水を楽しんだ。
Mちゃんに追いつけずに彼女の背中をひっかいたりして、ちょっとみそをつけたが、それ以外は和気藹々と楽しんでくれた。男の子っぽく顔を真っ赤にして日焼けしている。
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ところが俺が右足裏から流血。湖底になにかあったらしい。
Iにコンビニで水を買ってきてもらって洗い流したが、裂傷が深くて砂が取りきれない。タカムラ薬局で病院の場所を聞くと、山中湖診療所を教えてくれる。
1時間ほど休憩時間明けを待って診察。ベッドにうつ伏せになり、医師が足の裏の傷口から砂を掻い出す痛みに耐える。あんまり痛いのでうめいてしまう。息子には見せられない光景だ。
縫うほどではないが傷口が大きくて斜めになっているので、東京に戻ったら外科にガーゼを替えてもらえ、と指示される。
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これ以上の湖水はあきらめて、忍野八海見物。富士の雪解け水の冷たさ。源泉の深さ。水の清澄さ。焼きよもぎ餅の香ばしさ。日差しの暑さ。Rはちょっと吐いてしまった。きっと疲れたためだろう。
村営美術館で海野和男の昆虫写真展があると忍野の駐車場にあったチラシで知る。Rも感嘆しながら写真や標本を見る。美術館外でRは胸部だけ赤いアリとか、オサムシの幼虫とかを目ざとく見つけて報告してくる。昆虫少年化計画も着々だ。
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帰路の中央道は19kmの渋滞。談合坂で休憩と給油。R熟睡。Iはずっと起きて運転手をサポートしてくれる。おかげで助かった。
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Rも俺も一日で真っ赤に日焼け。やっと夏休みらしいことをしてやれた。色々なところに連れて行ったりしてやりたい。
Posted by :imelda ::
11:03 午後 ::
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