RiCK's dAys
水曜日, 8月 08, 2007
新生児
午前、Rを連れてお散歩。コンビニへの買い物ついで。途中の小さな公園でミンミンゼミを見せる。鳴き声は知ってるが姿を見るのは初めてのはず。真剣に見ていた。
午後2時、病院にKを見舞う。
今日は主治医から今後の方針について両親に話があるというので、Rは保育所に預ける。
Kは看護師さんにだっこされていた。目をぱっちり開けて起きていた。すぐに別室で母乳を与える。初めてでうまく飲めなかったらしいが12ml飲んだという。どうしてわかるの?飲む前後で体重を量って引き算。ずいぶん精密な体重計である。
飲み足りないようなので哺乳瓶で俺が与える。哺乳瓶は吸う力が弱くても供給されるのでぐいぐい飲む。Iが立て抱っこしてげっぷさせて寝かせる。さすがにうまい。
髭面のO医師と、授乳スペースでお話。
医師:一番心配されていたのは腎臓だったと思うのですが、尿はおなかの中にいるときは胎盤で処理されるので、腎臓はほとんど使われません。外に出ると自分で排尿しなければならなくなる。これがうまく出来るようにならないといけない。2週目で撮った写真でみたところ、尿管入口の拡大は問題ありません。念のため退院前にも写真を撮って確認することにしています。
それから未熟児網膜症というのを調べました。原因としてはヘンな光を受けてしまうからとか外の空気に触れるせいとか色々言われますが、網膜に血管が広がっていく時に網膜に沿ってまっすぐ伸びてほしい血管が、ひねくれて網膜を持ち上げてしまって網膜剥離を起こすことがある。眼底検査を行って確認しましたがひねくれた血管はなし。これも問題ないです。
今、35週2日。2118グラムあります。退院の目標は37週で2300gになることです。いまは毎日20gずつ増えています。引き算するとあと10日くらい。37週になるのはあと2週間くらい。だから退院は2週間後と思ってください。
俺はもうありがたくて頭さげっぱなしである。
なにか質問はと言われ、Iが黄疸のことを訊く。
I:目の白いところが黄色いみたい。
O:黄疸の原因はヘモグロビンが肝臓で壊される時にできるビリルビンというもの。通常は肝臓から便に排出されます。自分で呼吸をするようになって、胎児のときの赤血球が壊され新生児は新しい赤血球に入れ替えをするんだけれども、胎児のときの赤血球が壊されるスピードに肝臓が追いつかない。ビリルビンが処理しきれないために黄疸になる。これは新生児黄疸といってみんな普通におきることです。
俺:2週間後ですか。早く部屋片付けないと。
O医師:大学勤務だと夏休みが多くていいでしょう。奥さんもねえ。私は夜勤もあるし大変ですよ。
I:この人、日曜が仕事だったので今日にしていただいたんです。
O:日曜仕事!はっは。ざまーみろ!(笑)
俺:へへ。(笑)
Kはもう問題なし!ありがたいこと。
Posted by :imelda ::
7:48 午後 ::
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