RiCK's dAys
火曜日, 12月 26, 2006
神様
Rが「双子になりたかった」と言って号泣。なにかコンテクストがあるのだろうと思うが皆目わからない。「友達とけんかしたの?」と訊いてもちがうと言う。「きょうだいがほしいの?」と訊いても首を振る。「さみしいの?」と訊くと「うん」と言ってまた号泣。抱き寄せるとしがみついて大泣きしている。背中をさすってやる。「lone-ly」だったのかもしれない。そうでないかもしれない。
ともかくRだけでなくママもいとこたちもみんな一人で生まれてきたこと。そのように生まれたのは選んでそうなったわけではないこと。一人で生まれてきたRをパパとママは大切に思うこと。そこには何の欠落もないし家族は3人であること。など話して聞かせようとしたが泣き止まない。
Iが昨日吉祥寺教会の売店で求めた絵本(写真)を取り出してくる。「one and only, unique and precious」がテーマ。指紋が一人一人違うこと。みんないまあるように神様がおつくりになったということ。故にそれぞれにかけがえがないこと。最後のページは鏡になっていて、そこに読者にとって大切な人が写る仕掛けの絵本。Rはそこに自分自身と、両側にいる両親を見たはずだ。鏡を見てRは笑い、もう一度読み聞かせている間に眠ってしまった。
「神様がつくったの?」とRはこわばって問い返してきた。両親以外の第三者に自分が由来している、という事態の意味がわかるのはいつだろう。もしかしたら自分の由来に関して存立基盤をゆるがしたかもしれない―そんな不安もあるので明日のフォローはきちんとしたいと思う。
Posted by :imelda ::
11:20 午後 ::
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