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RiCK's dAys

月曜日, 10月 09, 2006

共働き

今日初めて「新婦の上司」という肩書きで結婚式に参列した。
圧巻は新婦から両親への手紙のコーナー。

要約すると・・・

新婦は両親が共働きだったので生後8ヶ月で保育園に入る。
母親は周囲から「子どもを預けたりしてかわいそうだ」と言われていた。そんな時代。
けれど「家に母親と二人きりでいる子の方がかわいそうだ。私一人ではあなたをこんないい子に育てることはできなかった。あなたは大勢の大人に育てていただいて今のあなたになったことを誇りに思いなさい。あなたを育ててくださる大勢のみなさんに感謝なさい」と毅然と言える母だった。
そんな母親を持てたことを心から誇りに思っている。

この時は会場全体が涙だった。素晴らしいスピーチだった。

発達心理学では「maternal deprivation」だとか不特定の養育者の下で育つ子どものもんだいとか色々言うけれども、一回限りの人生でそのようにしか育てられなかった子どもが、自分の人生を誇らしく思えなくなるとしたら、そんな心理学は仮に正しいにしてもないほうがマシである。ぼくもIも迷いながら子育てしているけれど、こういう母娘を間近に見ると、ぼくも自分たちがRのことを心から誇りに思っていることを、改めて感じることができる。

Rも共働きの両親を持って8ヶ月から保育園に入った。
そして/しかし 今、Rはとても優しく明るく大人への信頼に溢れた子どもに育ってくれている。これまでの3年半をあらためて誇らしく思う。そしてこれからもそうでありたいと思う。Rにもそうあって欲しいと思う。
今日はとっても感動しました。


HIROKOさんからの今月の絵本は「びっくり まつぼっくり」。Rはとても気に入って毎晩読んでます。改めて御礼申し上げます。

俺:「まつぼっくりをならべてかえろう。ひとっつ、ふたっつ、みっつ、よっつ、いつつ、むっつ、ななつ、やっつ、ここのつ、とお」
R:ひとっつ、ふたっつ、みっつ、よっつ、いつつ、・・つ、・・つ、・・つ、・・つ、とお。
(「つ」だけ声を合わせる。ずるい(笑))

Posted by :imelda :: 11:38 午後 :: 0 Comments:

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